店の作りはジュンク堂の新宿店や池袋点と良く似た雰囲気なのですが、書籍の並べ方が若干違うようです。
図書館のような棚の並べ方、併設されているカフェなどは、ジュンク堂そのものです。
1万円以上の買い物をしたときに400円のカフェチケットをくれるのも、ジュンク堂の運営方法ですね。
私はジュンク堂も丸善も非常に良く行くのですが、両社とも店舗ごとの独自性があるので、今回感じた書籍の並べ方の違いも、渋谷店の運営方針が反映されたものなのかもしれません。
リアルの書店がネット書店に対して優位性を持っていると感じるのは、書籍の並べ方や見せ方です。
いろいろな書店を訪問すると、新しい発見が必ずあります。
ネット書店のオススメ機能も進化していますが、テイストが変化することはないので、私には物足りない感じがします。
渋谷店の話に戻しますが、丸善色が見えたのは、併設されている文具売り場です。
今回は書籍のみの購入でしたので、あまり詳しく見たわけではありませんが、丸善の文具売り場に似た雰囲気でした。
この渋谷店の最大のセールスポイントは、ワンフロアで全て収納されている点ですね。
ジュンク堂新宿店は3フロアに分かれていますし、池袋店は10フロアもありますので、目的の棚にたどり着くだけでも結構大変です。
その点、渋谷店はワンフロアですから移動も楽で、いろいろな分野の書籍をゆっくり見ることができました。
今日は9冊の購入でしたが、もっと時間があれば大量購入となってしまうかもしれません。
ちょっと危険ですね。
いずれにしても、ある程度の間隔で訪問する場所になりそうです。
坪井信行
